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2016_12
12
(Mon)19:26

この世界の片隅に

上映場所がかなり少ない映画です。今後は増えていくのかな?
この感じだとうちの県に来ることはない…と思ったので、大阪で見てきました。

戦時中、呉へお嫁に行った女性のお話。
戦争をしている中での一般人の日常です。
いい話、泣けるという評判がすごくて、気になって見ました。

主人公、すずさんはすごくのんびり屋さんで、お絵かきが大好き。景色をよく描きました。
ほんわかしながらも、いつも前向きにがんばって、たまに失敗しては「あちゃー」というかわいい表情になります。この表情がすごくいい。
時折、すずの妄想なのか現実なのかよく分からないまま物語は進みます。
広島市から呉市への結婚自体も本当なのかどうかと思うぐらい。
でも結局、だいたいは現実だったのかな…?

物語は、すずの呉での日常が始まって、進んでいきます。
義理の父母はいい人で、旦那さんもいい人でした。義理の姉はちょっと厳しくて、その娘はかわいい感じ。
日付が表示されるのですが、だんだんあの日が近づいてきます。
後半になっていくと、「来る…」とハラハラしてきます。

呉は船の要所ということもあり、空襲が他の地域よりも多くなっていきました。
空襲といえば爆弾を落とされるというイメージでしたが、直接落とされるものと同時に、落ちた衝撃で飛び散る破片なども結構飛んでくることが分かりました。この落ち方がリアルで、どこから飛んでくるか想像もできないと分かりました。
これは…ヘルメットをかぶって隙間に伏せるしかない。

初めて聞いた「建物疎開」という言葉。
市街地で火事になったとき、被害を防ぐために建物を密集させないで、壊しておくというものだそうです。
江戸時代の火事になったときのような対応…。
店までこれで閉めざるをえなくなるというのは、なかなかつらい判断だなあと思いました。

病院へ行った帰りに、空襲警報。
よその防空壕に入れてもらってしのぎます。夏は確かに暑そう。
「耳をふさいで口を開ける」というのは衝撃から鼓膜を守るためだとか。覚えておくべきか悩む知恵…。

その後、すずと義理のめいの晴美ちゃんは時限爆弾の近くに来てしまいました。
以前解説を聞いたことを思い出して…でも気づいたときには爆発。
晴美ちゃんは亡くなり、すずは絵を描いていた右腕をなくしてしまいました。

1つ下の妹、すみちゃんに「広島の方が空襲が少ないから、帰ってきたら」とも言われ、帰りたい気持ちになる、すず。
その数日後、ついに広島市に原爆が投下されました。
呉から見えたのは一瞬の閃光と、大きな雲。
そして戦争が終了。
「腕はなくなったけど生きていて良かったね」「屋根が壊れたけど家が残ってよかった」と、よかった探しをしている周りの人々。
すずが、今までの頑張りから怒りへ。意外だったけど、これもすずの姿かな?

後日、妹を訪問したすず。
母はあのとき現地にいて死亡、探しに行った父は後日病死。
そして寝込んでいる妹の腕にあざ。これも原爆の…。

広島市から帰る途中、母と同じ片腕になっていたすずにくっついてきた少女。
みんなで迎え入れました。
晴美ちゃんの服が使えるかな、と出してくる義理のお姉さんはすこしだけ穏やかになっていました。

見ていて謎だった部分はネットの力で解決。
ご飯を炊くのもかまどで火をつけるところから、という時代では一人暮らしなんて本当にできないなあ…と、あらためて今の便利さに感謝しました。
良い映画といえば確かに良い映画。どこが良いと思うかは個人差が出そうです。でも、どこの部分でも、良いと思います。

C.O.M.M.E.N.T

マンガ版を見ていたのでどこが省略されたか思い出しながら見てました。
現代も貧しい国は一人暮らしなど貴族しかできませんから結婚が早いですねぇ。

2016/12/14 (Wed) 22:51 | 紺野 #.xinZkIU | URL | 編集 | 返信

Re: タイトルなし

あとで調べたら、リンさんとはもっと色々あったみたいですが、映画はさらっと流れていたみたいですね。
ま、まあここは省略されて良かった気がしました…。

一人暮らしができる時点で、贅沢なのですねえ(・∀・)うむうむ

2016/12/16 (Fri) 00:13 | チキ #- | URL | 編集 | 返信

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