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2016_11
06
(Sun)23:18

魔法陣グルグル2 6巻

著:衛藤ヒロユキ

レイド達が現れて、ククリ達が応戦。勇者様(ニケ)は捕らえられて行方不明のままです。
レイド操るモンスターは根っこに力があり、地面に魔法陣が描けない…ピンチです。
そんな戦闘中に分かったのは、アーシェさんが実はククリが作り出した人だったということ。甘えさせてくれる人がほしかった…?
最終的にその根っこを曲げて魔法陣を作り、撃退しました。あれ?このシーンはもっと大きな扱いにしても良かったんじゃ?

とあるおっさんにもらった本を読んで「内容が素敵すぎてふわ~っと飛ぶ」という流れは良かったです。デキルコとジュジュの途中脱落理由も理解できました。こういう雰囲気はいいなあ。グルグルっぽい。
やっと会えた「知ってる姫」は引きこもり大人(大人)ガールでした。まあ外部との接触がないとそうなるよね。閉所で元気になる姿は面白かったです。見た目がデキルコと似ていたのですが…まあもう退場したからいいか…。
グルグルで自分をモンスターにしちゃうククリはかわいかったです。久々にかわいいものを見た。
「月を食べる龍」になってしまった勇者は、カリスマがあってよかったです。久々にかっこいいものを見た。
次の目的である空を飛ぶグルグルは今巻では見つからないまま。
次巻もジュジュが活躍のよう(?)ですね。
ジュジュは好きだし、たくさん出番があるのはうれしいけれど、いいのかなこれで…とも思ってしまいます。ptが固定メンバーになってしまうと、場所が変わっても会話が似たようなものになるのだなあと。

物語のスピードが遅い気がするのと、ptメンバーが同じで、あまり意味の無いギャグでのごちゃごちゃ感のためか、巻ごとのメリハリが前作ほどもないように思います。
グルグルといえば、一見関係の無いごちゃごちゃしたものが、最終的に重要なつながりになっていくという不思議な雰囲気が好きでした。
今はどうもさらりと終わっているので、もっと物語に深く関わってほしいなあと願いつつ、次回に期待です。

C.O.M.M.E.N.T

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